Milky Way
大雨一過で思い出すことがある。
それはまだ中学生の頃だったと思う。
午後の授業が大雨洪水警報で中止になって、
生徒たちははやばやと帰宅させられた。
夜半過ぎになり大雨は止み、静寂がきた。
ふと外に出て見上げてみると、天の川が横たわっていた。
それはまるで巨大な白蛇が空で身悶えているかのようだ。
夜の翼はちっぽけな自分を掻き抱き、
星から届くひかりがゆっくりと地面に降り注ぐ。
あの時のような天の川はそれ以来見ていない。
雨が降ると夜半には晴れてくれないかなと思う。
まだあのMilky Wayに出会える夜があるんだろうと、
こころのどこかが密やかに空を見上げているのだ。
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by tsunagunpo | 2009-06-18 20:07 | こまいズム