「君のためなら千回でも」

この誓いは今、君に届くだろうか。

マーク・フォースターの「君のためなら千回でも」は、
アフガン出身の作家カーレド・ホッセイニの
原作小説を映画化したヒューマンドラマだ。

まだ平和だったアフガニスタン。
少年時代のアミールとハッサンは強い絆で結ばれていた。

アミール12歳の冬。恒例の凧上げ合戦で優勝したアミールは、
凧を追うハッサンを迎えに行く途中で、
ハッサンが街の不良に犯されるのを見てしまう。

だが、勇気を出せずに見過ごした気まずさを感じ、
ハッサンを遠ざけるようになる。

その後、二人の心は決して交わることなく、
アミールはソ連による侵攻の際にアメリカへ亡命する。

20年の歳月が流れ、平穏に暮らすアミールの元に、
アフガニスタンの恩人から一本の電話が入る。

アフガンの青空の下、
凧合戦が「冬」の終わりを提示する「贖罪」の物語だ。

内戦により離ればなれになった親友への許しを請うため、
「巡礼」のような気持ちで主人公が訪れるかつての故郷は、
タリバンによる戦火の傷跡が残り、子どもたちの嬌声が響かない。

目を背けたくなるアフガンの現実が提示されながら、
再び青空に凧が舞い上がる日を我々は待ち望むのである。



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by tsunagunpo | 2009-07-23 22:31 | こまいズム