アトムの悲しみ

人とのコミュニケーションは夢ではなくなるだろうか。

漫画好きで知られる麻生首相が、
「鉄腕アトムに国民栄誉賞を」と、軽い感じで、
首相になる前に訴えていたのを思い出す。

手塚が存命なら国民栄誉賞をアトムには受けさせないだろう。

アトムが描いたのは技術革新による、
未来世界の繁栄ビジョンではないと、
生前に著者は憤慨している。

科学技術がもたらす社会の亀裂や差別を、
アトムの中で手塚は一貫して描いた。

そして21世紀、戦争はなくならず、
産業ロボット導入で生産性は上がった半面、
非人間的な単純労働や非正規労働者のリストラが進んだ。

科学と人間のコミュニケーションの断絶を予測した
アトムの悲しみは、現実となっているのである。



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by tsunagunpo | 2009-07-24 23:23 | こまいズム