熱海の復活に学べ
再び注目されている観光地。
ひところ旅館の閉鎖が続き、さびれた温泉街という
イメージが定着していた熱海が復活しつつある。
熱海では昨年7月の宿泊客が前年同月と比べて2割近くも増えた。
ガソリン高騰の影響もあって、
東京から新幹線で1時間弱で行ける熱海は、
「安近短」なスポットとして再び注目を集めている。
子どもに人気の高い海水浴場を整備し、
旅館やホテルでも「食べ放題」を導入するなど、
あの手この手でファミリーを取り込む策を行った。
熱海は少し前まで、そんな努力をしなくても、
客が訪れる人気観光スポットだった。
戦後間もなく新婚旅行の行き先として人気となり、
バブル期以降は社員旅行や慰安旅行での団体利用が増えた。
小津安二郎の「東京物語」でも、
尾道から東京に出てきた老夫婦が熱海まで足を伸ばしていた。
温泉や海水浴だけでなく、
文化人にゆかりのある地だというアピールも、
新しい戦略の一環なのだろう。
近くて、海や山があっていろいろ楽しめる場所、
熱海の頑張りを近隣の温泉地も参考にするべきだろう。
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by tsunagunpo | 2009-07-27 10:23 | こまいズム