神と演者

「お客様は神様です」

名文句を残したのは歌手の三波春夫だった。

ここでの客は聴衆を指すが、
お金を払って聴いてくれる客への、
演者側の熱い謝意が込められていた。

サービス業の基本はそうでありたい。
売り手と買い手の信頼関係である。

しかし、IT化の進展で客の顔が見えなくなっている。

メールによる料金の不当請求、多重債務・ヤミ金相談など、
近年特に消費者が悪質商法の「餌食」になっている。

消費者庁の発足が正式に決定した。

縦割り行政を廃して24時間体制で、
苦情・相談を受け付ける「行政の司令塔」の役割を担う。

消費者庁の誕生は、
高度産業社会の中で消費者が主役となる時代の到来を、
内外に宣言することに最大の意義がある。

長く続いてきた生産者優先から生活者重視への転換だ。

ただ課題も多い。

被害者救済には地方の消費生活センターが当たるが、
数も相談員も不十分なのだ。

近年の消費者問題は複雑化している。

客の信頼を取り戻すには、
演者を監視する「現場力」の充実が鍵となるのである。



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by tsunagunpo | 2009-08-11 21:16 | こまいズム