迎え火

迎え火は既に秋の季語である。

地方によっては迎い火とも言う。

盂蘭盆(うらぼん)の入りの日の宵、
先祖の霊を迎えるために門口で焚く火である。
江戸時代から行われ、麻幹(おがら)・麦わら・松の割り木などを焚く。

迎え火で家族が庭先に集まる風景を見るのが好きだ。
山梨ではまだ道々でそのような光景が見て取れる。

ささやかな火が子どもの頬を染める様は、
そのまま正岡子規の世界だ。

ふと思う。
自分が空に昇った時、
かつての自分の家の灯りを見つけることが出来るのかと。

もうそんな頃には迎え火なんて風習さえも、
無くなってしまっているだろうか。

夜の翼が羽ばたくとき、
逝った者達は仄かな光を目指して戻ってくるのだ。


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by tsunagunpo | 2009-08-14 00:04 | こまいズム