「イブの時間」

未来、たぶん日本。

吉浦康裕の「イブの時間」は、
人間とアンドロイドの共生をテーマにしたアニメシリーズだ。

アンドロイドが実用化されている近未来、
頭上の光学的なリング以外、外見はまったく人間と変わらない。

アンドロイドに依存したり、特別な感情を持つ人々が、
「ドリ系」と呼ばれ社会問題になっていた。

高校生のリクオは、自宅のアンドロイド、
サミィの行動記録に疑問を抱く。

サミィは、密かに「アンドロイドと人間を区別しない」という、
ルールを掲げたカフェに出入りしていたのだ。

リクオは友人のマサキと共に、このカフェに向かう。

SFとしてクラシカルであり壮大なテーマが、
3DCGで描かれた美しい背景と、まったく違和感なく、
自然に溶け合っている2Dキャラクターによって綴られる。

浦沢直樹の「PLUTO」にも通底する、
人間とアンドロイドのやさしい関係は深い。

ドラマチックな展開があるわけでなく、
淡々と静謐に進むストーリーは新しいアニメの可能性が、
実はホームドラマにあることを感じさせるのである。





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by tsunagunpo | 2009-09-19 14:41 | こまいズム