「下流社会」

新たな階層集団の出現は日本に何をもたらすか。

今更ながら三浦展の「下流社会」を読む。

マーケティング・アナリストである著者が、
豊富なデータを元に書き上げた階層問題における初の消費社会論だ。

「下流」とは、単に所得が低いということではない。

コミュニケーション能力、生活能力、
働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲。

つまり総じて人生への意欲が低いのであると説く。

その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。

「下流社会」とは具体的にどんな社会で、
若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。

いちいち頷くことばかりである。
自分のいちばん弱いところを見透かされるような恐ろしい本だ。

そして我々の中には、だらだら歩き、
だらだら生きている者も少なくない。

もしそんな生き方が出来るなら、その方が楽だからだ。

しかしいつかは楽に生きることが出来なくなる。
その時初めて、人は階層問題の根深さを知るのである。

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下流社会

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by tsunagunpo | 2009-09-27 00:01 | こまいズム