「未来の食卓」

死んだ土と生きている土の対比。

ジャン=ポール・ジョーの「未来の食卓」は、
オーガニックと健康に関するドキュメンタリーだ。

フランスでは年間76,000トンもの農薬が使われている。

子どもたちの未来を脅かすこの現状を打開すべく、
バルジャック村の村長、エデュアール・ショーレは、
全ての学校給食をオーガニックにするという前例のない試みに挑戦する。

オーガニック給食への風当たりは強い。

村長をはじめとする推進派は専門家を招いた説明会などを何度も開き、
地域の理解を深めていく。

だが一般農法の危険性を最も知っているのは、
農薬や化学肥料に日常的に接している農家の人たち自身だ。

彼岸のような美しいバルジャック村が、
実は農薬や化学肥料に蹂躙され土地の力を失っていること。

ならばどうすればいいのか。

原題は「子どもたちは、私たちを訴える」という意味だ。

すでにこの手の取り組みをしている観客には、
このドキュメンタリーは物足りないかもしれない。

しかし、何が生きることに大切なのかは、
強い主張もない静謐な農民の相貌が全てを物語っているのだ。





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by tsunagunpo | 2009-10-27 09:46 | こまいズム