過ちの教訓


米国の科学写真雑誌「ナショナルジオグラフィック」、
1999年11月号に興味深いその記事が掲載される。

中国で発見された化石を基に、
「ティラノサウルスにも羽毛があった」と10ページの特集が組まれた。

しかし後に化石が偽物であることが判明する。

111年の歴史ある雑誌の信頼を大きく揺るがす事態に直面し、
編集長はただちに外部のピュリツァー賞受賞記者に徹底調査を依頼した。

調査報告は2000年10月号に「過ちはなぜ起きたか」と題し、
6ページにわたって掲載され「ごまかしや中傷、うそや不正行為、
そして何よりコミュニケーションの不足を物語っている」などと、
編集部や執筆者らを断罪している内容だった。

自らを律する潔さに感動する。

間違いや失敗は隠したくなるのが人情だ。
そして隠蔽で失った信頼を取り戻すことは難しい。

信頼を守るために「過ち」とどう向き合うか。

我々はに大切な教訓を糧とする素直さを持ち合わせているのだろうか。



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by tsunagunpo | 2010-05-26 23:22 | こまいズム