谺と木霊のエコーロジー

動物や植物に「私たちにも参加を」と言われたら、
断る理由を探すのに困るのではないだろうか。

生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)が始まった。

地球上のさまざまな生きものとの共存を話し合う。
別名「国連地球生きもの会議」ともいう。

生き物の会議で想起するのは、ドイツの児童文学者ケストナーが、
第2次世界大戦終了から4年後に書いた「動物会議」である。

性懲りもなく再び戦争を起こそうとする人間、
怒った動物たちが一堂に集まって緊急会議を開く。

ある出来事のために世界各国は国境を取り払って武器を放棄し、
永久平和条約を結ぶことになる。

会議に参加したライオンやゾウ、
シロクマやミミズなどが掲げたスローガンは、
「子どものために」である。

それは「未来のために」と同義語だ。

エコロジーは、万物の呼びかけに答える、
谺の学「エコーロジー」なのである。

我々はそんな谺を響かせなければならない。

谺は木霊とも書く。
樹木に宿る精霊がどんなささやきを届けるのか。

人間には、先進国と発展途上国の対立を乗り越えて、
言葉を持たない「生命」の声に耳を澄まし、
彼らの意見を代弁する責任があるのだ。

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by tsunagunpo | 2010-10-20 09:39 | こまいズム