ユキとニナ

深い森を抜けて、大人になる。

諏訪敦彦/イポリット・ジラルドの「ユキとニナ」は、
少女の成長をファンタジックに描く日仏合作ドラマだ。

フランス人のパパと日本人のママを両親に持つユキは、
パリに暮らす9歳の女の子。

同い年のちょっとおませなニナとは大の仲良しだ。

そんなユキの最近の心配事は、
両親の仲が悪いこと。

そしてある日、離婚を決意したママから、
ユキを連れて日本に帰るつもりと告げられる。

ユキとニナは、ユキの両親を仲直りさせようと奔走する。

ユキとニナが彷徨う森の描写は、
成長への通過儀礼のメタファーだ。

フランスの木漏れ日あふれる森から、
日本の田園に繋がるパースペクティブが素晴らしい。

迷宮に迷い込んだ少女は、
母親の原体験に図らずも触れてしまう。

大人には大人の論理があり、
子どもには子どもの論理がある。

その論理が融合するとき、
少女にちいさな奇跡が訪れるのである。





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by tsunagunpo | 2010-11-04 10:56 | こまいズム