神は急がない

スペイン・バルセロナで建設中の、
サグラダ・ファミリア(聖家族教会)が、
着工から128年の時を経てようやく教会として公認された。

ローマ法王が現地を訪問し、
そのためのミサを行った。

建築史に名を残す鬼才アントニオ・ガウディの、
壮大な構想にもとづく建造物は、壁面や尖塔の至る所に、
細密で有機的な彫刻が施されている。

気の遠くなるような時間をかけて工事が進むさまは、
じりじりと成長する生命体のようでもある。

未完ながらの世界遺産。

祭壇などが完成したため、
法王庁は正式な祈りの場に認定した。

ガウディ没後100年に当たる2026年の完成が目標だが、
実際にはもっと時間がかかるとみられる。

過去と現在、そして未来への想いが、
遠く離れていても誰かが持続する意志を共有する。

早く完成を見てみたい気もするが、
志を持つ作業者と一緒に歩み続ける時間の中にこそ、
真の豊かさがある。

ガウディはそれを知っていたのだろう。

こんな言葉を残しているのだ。

「神は急がない」と。





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by tsunagunpo | 2010-11-16 22:04 | こまいズム