フローズン・リバー

誰かが私を待っていてくれる。

コートニー・ハントの「フローズン・リバー」は、
実話をベースにした女性たちのドラマだ。

夫に新居購入費用を持ち逃げされた妻のレイは、
支払期日までに金を工面するため、悩んでいた。

レイは移民をカナダ側で車のトランクに積み、
セント・ローレンス川を越えアメリカ側に不法入国させる、
闇の仕事に手を染めることになる。

モホーク族のライラと手を組み、
レイは国境越えを何度も成功させるが、
アクシデントに巻き込まれる。

誤った選択によって道を踏み外した女たちは、
再び選択によって未来を決める。

レイとライラは友情によって結ばれているのではない。

貧困が唯一、二人を結びつけ、
ギリギリに追いつめられた者だけが理解できるシンパシーで、
愚かしい自分たちの欲望に立ち向かっていく。

凍てついた川は、冷え切ったこころのメタファーであり、
それと対象に晴れがましい無辜なまでの冬空は、
何事もなかったかのように人々を見下している。





つなぐNPO公式サイトへ


山本理事長ツイッターでつぶやいてます↓
ツイッターhttp://twilog.org/yamaiku
ツイッターのアカウントは yamaikuです
[PR]

by tsunagunpo | 2010-12-30 13:13 | こまいズム