アトムよ、救い給え

10万馬力のジェット推進力を持ち、
どんな「悪」にも敢然と立ち向かう。

「誕生日」は2003年4月7日で、人工頭脳を持ち、
エネルギー源は原子力(核融合)である。

時にロボットであることを悩むなど、
人間以上に人間臭い「科学の子」は、
国民を無限の可能性があふれる21世紀へとかき立てた。

手塚治虫は、優しくて正義感が強く、
みんなを幸せにする主人公をつくった。

地球上で唯一、原爆が投下された国だからこそ、
アトムのように原子力は平和利用に限らなければならなかった。

そして、世界で初の核攻撃という悪夢を受け入れざるを得なかった、
日本人の忍耐と優しさこそが「鉄腕アトム」のテーマ性だ。

事故がないことは絶対的な前提で、
災害対策でも世界有数の技術を持っていたはずだった。

「はずだった」と、
表現しなければならない事態が、原発で起きた。

好転しない現実は、いまだに我々には受け入れ難い。

冷静にならなければいけないことは分かっているが、
映像を通して伝わる現場の深刻度は増すばかりだ。

拡散する放射性物質のレベルが桁違いになっていく中、
ガソリンがなくて退避不能の住民もいる。

手塚治虫がアトムに込めた思いはこんなことではなかった。

21世紀は戦争も災害もない、
素晴らしい世界になるはずだったのに。

子ども達はみんな未来を信じているはずだったのに。

アトム、みんなを助けてください。

状況悪化に歯止めをかける方策を、
お願いだから、わたしたちに教えてください。





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by tsunagunpo | 2011-03-17 16:09 | こまいズム