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ダークナイト ライジング

強い暗黒と弱い暗黒。

クリストファー・ノーランの「ダークナイト ライジング」は、
鳴り物入りの新生バットマン3部作完結編である。

前作「ダークナイト」から8年。

ゴッサム・シティーは犯罪なき安全な街となり、
バットマンは出番もなく半引退状態である。

そこへバットマンへの復讐を誓うテロリスト、ベインが現れる。

ベインは周到な計画と圧倒的な暴力によって、
ブルース・ウェイン=バットマンからすべてを奪い去る。

外向的な暗黒と内向的な暗黒が、真っ向から激突する。

善と悪の戦いではない。光と影の戦いでもない。

それは悪と悪の対決であり、影と影の内戦に近いのだ。

「ダークナイト ライジング」はマスクをかぶった、
スーパーヒーローについての映画ではない。

マスクをかぶらずとも、
人はヒーローとなれると宣言する映画だ。

ベインに敗北したバットマンはマスクをはがされ、
地の底に放擲されてまう。

だがブルース・ウェインは生身の人間として、
一人で立ち上がり、圧倒的な意志の力で甦る。

それはバットマンとしての復活ではない。
あくまでも人間ウェインの再起なのだ。

人は特別な能力ではなく意志によってヒーローとなる。

暗黒叙事詩は大音量のヘビメタではなく、
崇高な決意を人にまとわせる。

クリストファー・ノーランは3部作最終章にふさわしい、
黙示録的世界を展開し、交響曲の全弦合奏を響かせるのだ。

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by TsunaguNPO | 2012-07-31 11:36 | こまいズム

背守り

ベビ子用に手ぬぐいで、肌着やロンパースを作っています。
手ぬぐいの服をみた友人が、着物の背中に縫いつける
背守りという魔除けを教えてくれました。
幼い子供の魂を守るといわれる背守り。
もらった背守り練習帳には、愛らしい図案がたくさんありました。
練習して、縫いつけたいと思います♪
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by TsunaguNPO | 2012-07-29 19:11 | ハセエリのつなぐ活動日記

写さなかった写真

子どものころの記憶は、
写さなかった写真のようなものである。

普段はどこにどう仕舞ってあるのか
見当もつかないが、ふとしたはずみで焦点が合う。

ポラロイド・カメラのように、
瞬間に現像焼付がされて目の裏に一枚ずつ出てくるのだ。

楽しいことも、悲しいことも、
何かのきっかけで同じ引き出しから飛び出してくる。

封じ込めたい記憶も同じなのだろう。

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by TsunaguNPO | 2012-07-27 09:45 | こまいズム

6日間の強化合宿

出産してから、この5日間は、子育て強化合宿でした!
明日、めでたく退院できそうです。

合宿中は、ガールズトークで大盛り上がり♪
陣痛のはなしから、恋ばな、仕事の話しなどなど、
話はつきませぬ。
出産は、壮絶でしたが、入院生活は楽しい5日間でした!

さてさて、明日からも子育てはつづきます。
未来のつなガール!大きくなあれ!
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by TsunaguNPO | 2012-07-21 21:48 | ハセエリのつなぐ活動日記

檻の中で

ヒト以外の動物の世界に「いじめ」は存在しないらしい。

動物にあるのは攻撃だけである。

縄張りやメスをめぐる争いがエスカレートし、
闘いに発展する。

壮絶な闘いも勝負がつけば、それまでだ。

敗者は逃げるか許しを請う。勝者も深追いはしない。

ヒトも外の敵には激しく攻撃する。
だが対象がいなくなった途端、今度は内に向かう。

これがいじめというものらしく、一種の奇形という。

閉鎖空間では動物の攻撃は陰惨を極める。

穏やかな生き物と思われるハトは、
檻の中では意外な一面を見せるらしい。

弱いハトを執拗に攻撃し、
死んでもはらわたを食いちぎったりする。

闘い慣れていない分、攻撃は徹底しているのだ。

学校を閉ざされた檻に例えれば、
子どもたちは逃げ場を失ったハト同然なのかもしれない。

まずヒトの中に残虐さの資質があることを認める必要がある。

その上で暴力やいじめに敢然と立ち向かう勇気を持つのだ。

いじめは傍観者が多いほど、
エスカレートするという研究報告もある。

見て見ぬふりはもうやめるのだ。

そうしないと、日本社会の背骨が本当に溶けてしまうだろう。

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by TsunaguNPO | 2012-07-21 10:01 | こまいズム

つなガール誕生

いつ、生まれてくるのかと、
思っていましたが、海の日でした♪性別は、女の子です。
理事長に報告したら、未来のつなガールの誕生だ!との
メールをいただきました。
すでに、この子の就職先は、ほぼ決まった感じです(*^^*)
さて、さて、郷土ラブ!な女の子になるでしょうか?

今後とも、エビ子とベビ子をどうぞよろしゅう、
お願いします。
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by TsunaguNPO | 2012-07-19 08:17 | ハセエリのつなぐ活動日記

ヒミズ

立派な大人になること。

園子温の「ヒミズ」は、
古谷実のマンガを原作とした、
魂の救済の叙事詩だ。

15歳の少年・住田祐一は、
実家の貸しボート屋に集まる、
東日本大震災で家を失くした夜野さん、
田村さんたちと平凡な日常を送っていた。

祐一のクラスメイトの茶沢景子は、
大人びた雰囲気の祐一が好きで猛アタックをかける。

疎まれながらも祐一との距離を縮めていく景子。

ある日、借金を作り蒸発していた祐一の父が帰って来た。

金をせびりながら殴りつける父親の暴力に耐える祐一。

ほどなく母親も中年男と駆け落ちしてしまい、
祐一は天涯孤独となってしまう。

この映画でどうしても議論を避けて通れないものは、
震災後の廃墟の映像を作品に取り込んだことだ。

震災もいずれ、その悲しみは記号化され、
記録と化してしまう運命にある。

今、この悲しみに名前を付けて、
心の引き出しに仕舞ってしまっていいのだろうか。

悲しみであれ、なんであれ名前を付けるという行為は、
それにかたちを与えることで対処が可能であることを示唆する。

震災の風景を題材に映画を作ることは、
その悲しみにタグを付け、かたちを与える作業だ。

かたちを与えられた以上、そこから風化は始まる。

人の思いはどうやって風化するのか。

祐一は「立派な大人」になろうとしている。
親がクズで、愛情の注ぎ方を知らなかったからだ。

彼は怒る。彼は苦しむ。彼は暴れる。彼は叫ぶ。

それは決して、あの震災を風化させまいとする、
作り手と演じ手の確固たる意志なのか。

悲しみのかたちは足掻き、生きることなのだ。

人は誰も、住田祐一なのである。

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by tsunaguNPO | 2012-07-17 11:04 | こまいズム

1万円で出来ること

各地で行われている地域活性化策で、
目立つものは「行政主導」の大掛かりなものだ。
当然、費用も人手もそれなりの規模になってしまう。

知恵とユーモアがあれば1万円でも何かが出来る。

それを証明したのが「やなな」だ。

やななは岐阜市の柳ケ瀬商店街の非公式キャラクターである。

2008年7月に誕生して以来、
全国の数あるゆるキャラの中でも特異な存在として、
4年間、岐阜市民を楽しませてきた。

製作費は1万円。
何せ頭と顔は段ボール箱で出来ている。

しかし、金額には換算できないほどの活躍ぶりだ。

柳ケ瀬で開催されたイベント「全国ゆるキャラ大集合」に、
2日間で12万人もの人出があったのも、やなながいたからこそだ。

やななの存在の大きさは、引退記者会見が物語った。
報道陣、テレビカメラが囲む様子は有名タレント並みだった。

引退については「みんなとあえなくなるのは本当にさみしいの」。
ユニークな動きは周りを和ませた。

価格破壊が進み、海外で生産された低価格商品が、
日本中で流通するデフレ時代。

1万円を元手に我々は地域を元気に出来るだろうか。

出来るのだと思う。熱意は人を動かす。

強い熱意と情熱に支えられた努力を続けることが、
個人や地方の多様性を育て、情報発信力を持った地域を産むのだ。

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by TsunaguNPO | 2012-07-11 17:16 | こまいズム

1時間ほどお散歩・・

この間、伊豆の友人が遊びに来たので、駅前の六曜館へ。
バナナパフェ、いただきました。
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日差しがいたい。
暑いですが、ほぼ毎日、体力づくりのため・・・1時間ほどお散歩・・・。
予定日を過ぎましたが、まだ生まれそうにありません。
てくてくまちを歩いて、石仏があると、そこで安産祈願。
神社を見つければ、またそこでも安産祈願。
まちには、たくさんの神さまがいるんだなーと、つくづく思います。
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by TsunaguNPO | 2012-07-10 21:27 | ハセエリのつなぐ活動日記

畏怖すること

山梨県は海がない。

初めて海を見たのは小学3年生のころだ。

家族旅行で静岡の海水浴場に行った時だった。

海は青く、波は遠くで
うねりを見せてから海岸線に打ち寄せる。

はるか彼方に水平線があるが、
その先も海なのだ。ずっと海なのだ。

怖いと思った。

それは恐怖というより、太古の人々が、
自然を畏怖したのと同じ感覚だったのかもしれない。

我々は自分自身が生きている環境を何も知らない。

自然は、知ったかぶりに「想定」などしても、
簡単に覆されることは東日本大震災と原発事故が証明している。

自然をむやみに恐怖することはないが、
畏怖の心は必要なのだ。

我々がほんとうに恐れなければいけないことは、
何なのだろう。

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by TsunaguNPO | 2012-07-10 11:09 | こまいズム