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ジェンダーの幻

課長級以上の3人に1人は女性に。

そんなことが現実としてうまくいくのだろうか。

政府は2007年に社会の各分野の指導的地位に占める女性の割合を、
2020年までに少なくとも30%に拡大する政府目標を明確化した。

福島大臣は政権が代わってからの見直し指針を明らかにしていない。

政府目標では「指導的地位」の範囲を、
企業や各種団体の課長級以上の管理職や、
医師など特に専門性の高い職種に指定する方針で固めた。

政府部門で実現を図るとともに、
地方自治体や民間の企業、団体にも協力を呼び掛けたはずだったが、
どんな検証がされているのだろうか。

山梨県の地方自治体の女性管理職は微々たるものだ。
市においても女性課長職が1人なんて自治体もある。

男女共同参画がうまくいかないのは、
社会制度として女性の立場の弱さがある。

それが解消されなければ、
いつになっても社会進出はうまくいかないだろう。

それに民間では職種等級としての課長職という定義は崩壊しつつある。
このような職種に固執すること自体、政府の時代錯誤も甚だしいと思えた。

世代や、性別を超えてという本来の理念を、
新しい政府は国民に改めて周知する必要があるのだ。


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by tsunagunpo | 2009-10-20 16:01 | こまいズム