プラモデルを作った日
子どものころ、プラモデル作りに熱中した。
さまざまな部品を枠から切り外し、
接着剤でつなげて完成させる。
もの作りの難しさと楽しさを知るきっかけになった。
模型メーカーの多い静岡市で、
プラモデルの歴史をたどる展示会が開かれている。
国産プラモデルは50年ほど前に登場した。
インスタントラーメンの発売開始と重なる。
手軽さが重宝される時代に、
面倒な組み立て式が売れるのか疑問視する声もあった。
軍艦や飛行機といった「定番」のほか、
高度成長期にはエレキギターやアポロ宇宙船の模型が売れた。
庶民のあこがれを巧みに反映させたことが、
予想に反して一時代を画した理由だろう。
「ガンプラ」と呼ばれる大ヒット商品もあった。
当時と比べ売り上げはだいぶ減ったというが、
国産半世紀記念イベントが相次いだ2008年は、
出荷額が199億円と前年を7割上回った。
日本人の手先の器用さ、もの作りの心は、
時代を超えて受け継がれているのかもしれない。
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by tsunagunpo | 2010-09-29 13:58 | こまいズム