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言葉たくみ・・・

浅川巧の『朝鮮の膳』の結びには、こんな言葉がつづられています。

「吾々(われわれ)に課せられた任務はある。
それはこの国土に恵まれている原料と、民族の持つ技能とを、
時代の要求に応じて生かすために祈り、考え、かつ働くことである。
民衆が醒めて自ら生み、自ら育てて行く処にすべての幸福があると信ずる」

「人の価値はな、どう生きたか、にあって
地位や金銭ではどうにもならん。」といった巧の祖父。
巧から生まれた言葉の奥には、
祖父のこういった教育が影響しているのでしょう。

巧の言葉は、いまの日本人に呼びかけているようにも聞こえてきます。

いま、すんでいる山梨を大事にすること。
何でも人任せにしないで、
自分で考えて、行動することに「幸福」を感じる人でいたい。
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by TsunaguNPO | 2011-09-16 14:48 | ハセエリのつなぐ活動日記