手づくりガラスの時代
当然のことですけど、むかしはなんでもかんでも
自分たちで作っておりました。
ボクがすんでいた日下部というまち、
3区と呼んでいましたが、
その小さな町にも、いろいろな職人さんたちが
店を開いていました。
ボクのうちは、時計屋、正面のうちが洋服屋、
隣が、電気屋にお菓子屋。
斜め向こうが靴屋と、化粧品屋。
さらに、隣がパン屋。
醤油屋、文房具屋、八百屋、本屋・・・
商品を取り扱っているだけの店もありましたが、
ほとんどは、ご主人が自分で作っていました。
これは・・・驚くべきことなんじゃないかなあと
今なら思いますね。
町とは、職人さんの集まりでできていたんですね。
そこに、流通だけのお店が混ざり増え始めて・・・
写真のガラス戸のガラスも、また、手づくりガラスでした。
ですから、一枚一枚、透明度も滑らか度も異なります。
こういうガラス越しに風景を眺めるたびに
昭和のボクの故郷の職人のおじさんたちを思い出します。
時計屋だったボクのおやじのことも・・・
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by TsunaguNPO | 2008-09-02 12:04 | 理事長山本おたおた日記