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ホーロー看板と肉筆の手紙

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ツアーであちこちのまちにうかがい
取材していると、ホーロー看板が
まれに残ってるうちがあります。
まれにといったのは、この手の看板は高値がつくので
あらかたその手の業者さんが買いあさってしまったからです。
昭和は、もはや永遠のブームとして、
何度も何度も再生産されることでしょう。
恐らく、団塊のその先の、団塊べービーの、その先まで・・・

バブルがはじけて、現在を戦後、という方もおられます。
ということは、現在が、あの30年代、
とよく似ている状況下にあるという
ことでしょう。
なるほど思い当たることもありますね。
再び国は破れて、
新東京タワーが建ち、
またいちから出直し世代が新しい日本を・・・
・・・
ところで、ボクのおやじは、東京の国立の時計屋さんに
住み込み、時計修繕の技術を勉強したといっていました。
5人の子どもをかかえて、
修繕と時計の販売だけで、昭和を生き抜いたわけです。
その子どもたちのうち3人は、大学までいかせてもらった。
実際自分で、2人の子どもを大学まで行かせて思ったことは
やれやれ、ということ。
たいへんでありました。
ところがあろうことか、おやじの末っ子は浪人などということを
3年もやっておりました!
このばか息子が!! (ボクのことなんだけど〕
ボクは今でもときどき、60で死んだ母親が
「仕送り」
(念のための注:生活・勉学を助けるために,金品を送ること。)
してくれた封筒の中に入っていた母のメモを
読むことがあります。
そこに残されている、50代の母の鉛筆の肉筆文字を
見ることがあるのです。
(お父さんにはナイショですよ・・・
(内職したからね・・・
思うに、やはり、肉筆って
すごい情報をもっていますね。
ボクもワープロばかりに頼る生活を送っていますが
肉筆をしたためる時間も持ちたいものだと、
母の肉筆手紙を見るたびに思います。

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by TsunaguNPO | 2008-09-03 08:34 | 理事長山本おたおた日記